<連載 第2弾> 現代の日米の大学をめぐる見解【第2回】学問の自由、大学の自治について
1. 学問の自由・大学の自治の起源と文脈 ◉ ドイツ型モデル(19世紀末) • 起源:学問の自由(Freiheit der Wissenschaft)と教育の自由(Lehrfreiheit)は、19世紀のドイツ(特にフンボルト大学)で理想化された概念 • 意義:国家からの独立と、教授・研究・学生の自律的空間の保障 • 限界:この「理想」は帝政下・ナチス時代に破綻しており、実際には政治的制約が常に存在していた。 ◉ 米国型モデル(20世紀) • 発展:1940年にAAUP(全米大学教授協会)が採択した「学問➡ 開催一覧 | Share it now!