(左上)コスモスクラブで  (右上)メリーランド大学カーワン元総長と(左下)ジョージワシントン大学トラクテンバーグ元学長と (右下)オハイオ州立大学プロボスト先生方と

武田アンド・アソシエイツは、日本再生への育人・研心の活動を続けています。

武田アンド・アソシエイツ代表
武田修三郎
(2018年1月)

新着情報

崩壊するエネルギー文明:再点検(リビジット)
―有限な地球でどう生きるか(三六年目の点検)

武田修三郎(最新著書、宣伝会議より出版発売中)

「育人・研心の活動記録」を更新しましたのでご覧頂ければ幸甚です。


メッセージ

最近のマスコミは、日本の大学力や研究力での国際競争力の急激な地位低下を伝えている。これはこの数年、ここで警告してきたことでもあるが、特に、デジタル分野での遅れは致命的な状態である。周回遅れと言う言葉があるが、それも3周、4周の遅れである。日本の生命線といえるだけに、危機感をもつ人も多く出だしたが、実はデジタル時代の戦略と言えるものがまだでていない。いや、すでに日本政府はデジタル経済をリードする政策をだし、企業のICT化を促進しているではないか・・また、AIやIOTに関しても国家プロジェクトがスタートした、とする人もいるが、残念ながら、これらは時々の遅れをカバーする対症的なものに過ぎず、戦略といえるものではない。より明確に言えば、この波にのるためには、これらのやり方では全く通用しない。

この20年、世界の中で欧米だけでなく、近隣アジア諸国もこの波の存在を知り、それぞれの戦略作りをおこなってきた。一方、日本では何の戦略も立てず、それこそ従来型の対症療法的政策の繰り返しであった。 デジタルの時代には性能がバイバイに上がり、コストはそれに反比例して下がると言う「ムーアの原則」が働く。この20年の遅れは、通常時の100年の遅れに相当しかねない(一方、適切な戦略さえ立てれば、比較的短期に周回遅れを解消できる)。

ではどうすれば、この戦略を立てることができるのか。

それは、単に国をあげてのデジタル研究開発にあるのではなく、この波の本質を理解し、自からこの波にのれる人づくり、そして、その場(エコシステム)づくりにある。

しかも、これは一握りの研究者・専門家づくりのことではない。それこそ、老いも若きも、銀行家も教師、役人、そして弁護士、また家庭の主婦もデジタルリタラシイを有し、デジタルエシック(終身・倫理というより、ギリシアの昔にもどっての習慣)を定着させることにある。

江戸には藩校という武士の子弟が学ぶ場があった。が同時に、寺子屋という町民や農民の子弟が学ぶ場もあった。それも現下の小中学校の数に匹敵するほどで、彼らは読み書きそろばんと躾・徳を学んだ。これらの場(エコシステム)の存在が19世紀に近代化の波が嵐となり襲った時、日本がアジアで唯一近代化を遂げることを可能にしたのである。

もちろん、デジタル時代の学は、読み書きそろばんだけでは不十分で、統計学やシステム論、また統計的思考やデザイン思考の会得が必要になる。小中学校でやさしいマシンラーニング、ディープラーニング、データ分析学、サイバーセキュリティを学ぶ必要もあろう。また、デジタルエシックも忘れてはならない。これは、かつての修身というより、グリット(やり遂げる心)や責任感、誠実な心、社会の透明性、そしてトラスト(信頼)や互恵性の確立といったデジタルに適したものとなろう。同じ言葉でも、再点検が必要なのである。

武田アンド・アソシエイツでは、国際的経験、また研究だけでなくビジネスにも長けた研究者や有識者に集まってもらい、より具体的な学の内容とその植え付け、そして適切なエシックについて再点検を始めようと思っている。

来年は、これらの結果を伝えることができればと思っている。


武田アンド・アソシエイツ設立理念

武田アンド・アソシエイツは、故平岩外四経団連名誉会長(日本産学フォーラム創立者)の示唆を受け、育人と研心を考える場として発足しました。

ご関心とご支援の程よろしくお願い致します。


現職

  • 武田アンド・アソシエイツ代表 (2005年 武田アンド・アソシエイツ設立)
  • オハイオ州立大学エグゼクテイブアドバイザー(2017年9月より)
  • 名古屋大学参与(2017年4月より)
  • 理化学研究所経営顧問(2016年4 月より)
  • 米国オーリン工科大学 President's Councilメンバー(2013年12月より)
  • 京都大学大学院 思修館特任教授 (2012年より京都大学大学院思修館でイノベートな人づくり、育人教育に携わる)
  • 日本産学フォーラムファウンディングディレクター (1992年米国テネシー州立大学学長特別補佐(Special Advisor)を退き帰国後、故平岩外四経団連名誉会長のもとで日本産学フォーラム(設立当初の名称:産業技術等に関する国際交流委員会)を立ち上げ、以後ボランテイアで17年余り事務局長を務める)
  • 米国ワシントン大学(セントルイス)アジア・アドバイザリーカウンセラー(IACA)(1994年4月より)
  • (財)南西地域産業活性化センター(沖縄、那覇)顧問
  • (財)ヒートポンプ蓄熱センター評議員
  • 世界学長会議(IAUP)元シニア・アドバイザー
  • (財)アジア人口・開発協会元評議員(創立以来の理事・評議員を務めた)
  • ワシントンDC、Cosmos Clubのメンバー (1986年よりメンバー)

学歴

慶応義塾大学工学部計測工学、同大学院修士課程卒業、米国オハイオ州立大学理学部博士号(Ph.D.)取得

出身:愛媛県


職歴

米国ノースカロライナ大学化学部フェローを経て、1975年から2005年3月まで東海大学工学部教授。その間、東京大学生産技術研究所研究員、米国コーネル大学客員教授(平和研究所)、ジョージワシントン大学(ワシントンDC)客員教授(国際関係学科)、 テネシー州立大学学長特別補佐(副学長)および特別教授(コンピュータ・サイエンス学部)、リーハイ大学アイアコッカ研究所エグゼクティブ・フェロー、早稲田大学総長室参与・大学院教授、米国外交評議会エネルギー・セキュリテイーグループ(中東フォーラム)カウンセラー、カナダ初の私立大学(クエスト大学)設立委員会メンバー、米国NPO「日米研究インスティテュート」設立推薦人。また、政府審議会、総合エネルギー調査会等のメンバーを歴任。2008年ハワード・ベイカー前駐日大使(元共和党院内総務)の下で、日米戦略アドバイザリーのシニア・アドバイザーを務めた。2007年から2012年まで早稲田大学総長室参与・大学院教授(公共経営学科)、2013年から2016年まで北海道大学国際連携アドバイザー、2013年9月から2017年8月まで文部科学省参与。


主な研究分野

デジタルサイエンス、認知科学、組織論、エネルギー・セキュリテイー論、
マクロ政策論、光工学、レーザー等


研究報告書

平成10年度 新エネルギー・産業技術総合開発機構

独創的産業技術研究開発促進事業 研究成果報告書概要

詳細資料PDFPDF)


取得および審査中特許

  • 発明名称:照明システム
    出願番号:特願2001-102594号 (平成23年5月特許登録)
    発明者:武田修三郎、他
  • 発明名称:ヨウ素レーザー装置(権利化済)
    出願番号:平成10年 第238462
    特許番号:第3768693号
    発明者:武田修三郎、他
  • 発明名称:沃素レーザー装置および沃素レーザーの発振方法(審査中)
    出願番号:特願2000-177108号
    発明者:武田修三郎、他